忍者ブログ
 

ピロリ菌研究室

ピロリ菌を正しく理解し、検査方法や除菌療法を紹介します。

HOME

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



ピロリ菌以外の潰瘍の原因

 ピロリ菌に感染すると胃や十二指腸に炎症を起こすため、潰瘍の原因になることが確認されています。

 しかし、胃・十二指腸潰瘍の原因は、ピロリ菌だけではありません。
 
 ピロリ菌以外にも、お酒やタバコ、鎮痛剤など一部のお薬、あるいは過度のストレスなどが潰瘍の原因となることがあります。

 ピロリ菌に感染していないからといって、決して潰瘍にならないということはありません。

 同じようにピロリ菌を除菌したからといって、決して潰瘍が再発しないということもありません。

 しかし、ピロリ菌以外が原因のケースは、ほとんど無いと考えて良いでしょう。

 特に十二指腸潰瘍では、ピロリ菌の感染がなければ、潰瘍を心配する必要はないでしょう。

病気治療のための除菌

 今までは、胃潰瘍や十二指腸潰瘍は再発しやすく、再発するたびに治療が必要な、やっかいな病気と考えられてきました。

 最近は医療が発達し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の人がピロリ菌に感染している場合、ピロリ菌を退治すれば、再発率が大きく下がることがわかりました。

 薬を服用して、胃の中にいるピロリ菌を退治する治療を「除菌療法」といいます。

 そのため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍になった人で、ピロリ菌に感染している人は、除菌療法をする場合が多いです。

 しかし、あなたが胃潰瘍や十二指腸潰瘍にあっても、ピロリ菌を除菌する必要があるかどうかは、担当の主治医とよく相談して決めて下さい。

※注意
 ピロリ菌に感染している全ての人が、除菌療法を受けなければならないわけではありません。

 日本人のピロリ菌感染者の数は約6,000万人といわれていますが、ピロリ菌が原因で胃潰瘍や十二指腸潰瘍になっている人は、そのうちのごくわずかです。

 ほとんどのピロリ菌感染者は、症状もなく、元気で健康な生活をしています。

 ピロリ菌を除菌しなければならない人は、胃潰瘍または十二指腸潰瘍になってしまった患者だけです。

ピロリ菌が原因の病気

 ピロリ菌に感染すると、胃に炎症を起こすことが確認されていますが、ほとんどの人は症状を自覚しません。

 胃潰瘍や十二指腸潰瘍になってしまった患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多いです。

 しかも、潰瘍の発生、潰瘍の再発や治りにくさに、ピロリ菌が関係していることが、研究した結果でわかっています。

※胃・十二指腸潰瘍になってしまった患者さんの約90%が、ピロリ菌に感染しています。

サイトマップ

 ■ブログ紹介
 ├はじめに
 └カテゴリー紹介

 ■ピロリ菌の特徴
 ├ピロリ菌とは
 └なぜ胃の中で生きていけるのか

 ■感染する原因
 ├感染経路
 └感染を予防する方法

 ■病気について
 ├ピロリ菌が原因の病気
 ├除菌について
 └ピロリ菌以外の原因

 ■検査方法
 ├内視鏡使用
 └内視鏡未使用

 ■除菌療法
 ├除菌療法とは
 ├除菌療法の成功率
 ├除菌療法の注意点
 └除菌療法の副作用

 ■その他
 ├菌を抑制する食べ物
 └ピロリ菌に関する本

スポンサーリンク

ブログ内検索


≪ 前のページ |PageTop| 次のページ ≫

家庭用ゲームの廉価版 パソコンゲームの廉価版 ゲームプレゼントサーチ ゲーム動画コレクション
※ 忍者ブログ ※ [PR]
 ※
PR